動画編集の案件はWebだけで獲得できる時代
動画制作ディレクターの@satohara_dougaです。
直接営業をしなくても、自分のサイトを作らなくてもWebプラットホームだけで動画編集をはじめとした仕事を取れる時代になりました。
フリーランスとして動画編集をする方も副業として動画編集をする方も、動画編集でお小遣い稼ぎをしたい方も、
これから紹介するサービスを積極的に利用して自分のスキルで稼ぐ体験をしてみましょう。
それでは本編に入ります。
まずは定番のクラウドワークス

クラウドワークスはスキルを活用して副業をするには定番のサイトですね。
- 案件数 :★★★★★
- 稼げる度:★★☆☆☆
日本最大規模のクラウドソーシングサイトだけあって案件数はかなり多い印象です。
動画編集以外にも写真加工、デザインなどなど200種類以上の仕事の依頼があります。
「動画編集」と調べるとタブが複数になるほど多くの案件がヒットしました。
ただ、数は多いものの単価は一件〜¥5,000ほどと低めな印象です。
先日、クラウドワークスで動画編集の料金交渉を行ってみましたが、
こちらで提示した半額ほどの予算を希望との返答がありました。
もちろん案件によりますが高額な案件が取れるサイトというよりは、
動画編集を始めたばかりの段階で実績を作る場として向いているのかなと思いました。
たまに動画編集一件¥300のような恐ろしい案件があるので、実績を作るにも色々な依頼を見比べてから応募するといいかもしれませんね。
こちらも定番のクラウドソーシングサイト ランサーズ

- 案件数 :★★★★★
- 稼げる度:★★☆☆☆
こちらも日本最大規模のクラウドソーシングサイトです。
案件数もかなり豊富な印象。
基本的にはクラウドワークスと同じようなサイトだと思って問題ないでしょう。
やや案件数はクラウドワークスの方が多いようです。
稀にですがクラウドワークスと全く同じ依頼が掲載されていることがあります。
ランサーズの強みは運営のサポート体制だと思います。
依頼アドバイス機能というものがあり、あまりにも低い単価の案件や納期が短すぎる案件を
運営に報告して排除する機能があるのでやや治安はいいのかもしれません。
基本的にはクラウドワークスと同様なのでどちらも登録しておいて良いと思います。
ちなみに案件に応募して採用されるためのコツは、依頼内容に近い実績やポートフォリオをしっかりと用意することです。
まだ制作した実績がない方は、
ロイヤリティフリーの素材を活用して案件に近いサンプル動画を事前に作っておくと
応募に通りやすくなると思います!
依頼する側からしたら、サンプルをみてイメージに近いものを作ってくれるかを判断するのが一番安心ですからね。
サンプル動画を作るためのロイヤリティフリーの素材がダウンロードし放題のモーションエレメンツがおすすめです。
豊富なテンプレートを使ってクライアントが安心して依頼できるポートフォリオを作りましょう。
モーションエレメンツに登録するにはこちらスキルのフリーマーケット ココナラ
- 案件数 :★★★★☆
- 稼げる度:★★★☆☆

ココナラはクラウドワークスなどのこちらから案件に応募するサイト、というよりは
ネット上にお店を出すイメージが近いサイトです。
「¥10,000で動画編集をやります!シナリオも作るならオプション¥15,000で」というように
こちらからプランを用意して依頼を待つスタイルですね。
クラウドワークスやランサーズが攻めのサイトだとしたら、
ココナラは守り、というより依頼を待つサイトといった感じでしょうか。
依頼を待つとはいえSNSで集客を行うなど工夫をするとより依頼につながると思います。
ちなみにココナラで実績を積んだハイクオリティなサービス、
クリエイターに対して「PRO認定制度」という仕組みがあります。
一定の基準をクリアしたPROはサイトの様々な箇所での露出の機会が増えたり、
運営からのサポートを受けられたりと様々なメリットがあります。
もしココナラで稼ぐことを目指すなら、まずはPRO認定を目標にしてみると良いのではないでしょうか。
少し話がずれますが、ココナラはナレーションなど動画制作に関連する心強いパートナーを探す場所としても便利なサイトです。
気になる方はこちらの記事も参考にしてみてください。
まだその力は未知数… 動画時代
- 案件数 :????
- 稼げる度:????

一通り定番のサイトをご紹介したところで少し個人的に興味のあるサイトをご紹介します。
正直に申し上げるとこちらのサイトはまだ利用したことがないのですが、
サイトの仕組みとしては動画スキルとプロフィールを無料で登録しておくと仕事の依頼が来たり、
クリエイター同士の交流ができるというものです。
クリエイター登録は無料ですが、経歴や制作実績などの審査があるとのことです。
審査は入力された情報をもとに行われメールや電話で確認があることもあるそうです。

クリエイターが登録するメリットとしてはホームページやポートフォリオの代わりになる、登録料やマッチング手数料も無料なのでリーズナブルにBtoCの取引ができるみたいですね。
多くのサイトがマッチング手数料を取る中で、手数料が全て無料というのは斬新ですよね!
気になるサイトの収益源は、登録されたクリエイターの中から特に優秀な方と協力して別途オリジナルプランをクライアントに提案しながら、その収益の一部を売り上げとしていくとのことでした。
無料でネット上での露出の機会を得られて、
ある意味では無料でクリエイターとしての審査を受けられる美味しいサイトかもしれません。
腕試しに登録してみてはいかがでしょうか?
企業からのスカウトも?経験とスキルを販売するギグベース
- 案件数 :★★☆☆☆
- 稼げる度:★☆☆☆☆

ギグワークという言葉をちらほら聞くようになりました。
ギグ、バーで会ったミュージシャン同士が行う一回きりの音楽セッションのように自由に好きな時に働くスタイル。
このギグベースでは自分をタレントとしてサイトに登録します。
現在は2万5,000人ほどのユーザーがいるそうで、そのほとんどは主婦の方だそうです。
ギグベースの特徴は、仕事の依頼がきたら事前にマニュアル動画を見て仕事の内容を予習できる仕組みがある点です。
サイトを見ていくと、どちらかというとメインユーザーは企業なのかなという印象でした。
企業が単発で欲しい有資格人材や経験のある人材をこのギグベースで探して、仕事を依頼するといった仕組みのようです。クリエイティブ系人材の登録もあるようです。
ただネット上やTwitter上にもあまり情報がなく、まだまだ新しいサービスなので今後の動向に期待ですね。
占いだけじゃない?ココナラみたいなスキルクラウド
- 案件数 :★★★☆☆
- 稼げる度:★★☆☆☆

サイトをみると特に占いカテゴリが目立つスキルクラウド。
しっかりと動画編集に関する商品も出品されていました。
仕組み的には基本的にココナラに近しいと考えます。
個人的におすすめの利用方法は、ココナラで出品している商品をスキルクラウドでも販売してマッチングの可能性を上げていくという使い方です。
あとはココナラよりも競争率が低い印象があるので、良い商品を出品すればより露出の機会が増えるかもしれませんね。動画編集に関してはまだまだ売れている商品が少ないようなので、こちらも今後の伸びに期待ですね。
近所で会って助け合い ANYTIMES エニタイムズ
- 案件数 :★★★☆☆
- 稼げる度:★★☆☆☆

エニタイムズはWeb上に自分のスキルを登録して、直接会う形で仕事を依頼したり受けたりするサイトです。
現在は見たところユーザー数はそれほど多くないと感じました。
ただ今後どうなるかわからないので登録しておいても良いかもしれません。
出品者の評価は仕事を受けた数で上がっていくようで、例えば動画編集以外でも色々な商品を出品しておいて、
そこで評価を稼いでいくとアカウントの信頼性が上がり依頼がくる可能性が上がりそうですね。
動画編集だけではなく、 Youtubeのプロデュースといった形の商品を出している方もいらっしゃいました。
自分のスキルと時間を販売する タイムチケット
- 案件数 :★★★★☆
- 稼げる度:★★★☆☆

タイムチケットは30分単位で自分の時間をチケットとして販売するサイトです。
サイト内で特に人気なのが写真撮影や恋愛関係の商品のようです。
もちろん動画編集も多くの出品がありました。
先ほど紹介したエニタイムズやギグベースに近いイメージですが、
その中でもタイムチケットはサイトがオープンしてからの期間が長く、情報も多く公開されていました。
直接副業として稼ぐことを狙うのはもちろんありですが、
個人的にはビジネス系の商品を出している方も多いので人脈作りのツールとして使うのも良いのかと思いました。
タイムチケットで小さい規模のお手伝いをして、その繋がりから個別の依頼があったりすることもあるかもしれません。
実は実力派動画研修場 KAIZEN VIDEO (カイゼンビデオ,KAIZEN ad)
- 案件数 :★★★★☆
- 稼げる度:★★★★☆

カイゼンビデオは企業にとっても、クリエイターにとっても便利なサイトです。
企業はLPの動画化やカタログ、パンフレットの動画化などをクリエイターに依頼することができます。そしてクリエイターはサイト上にある画像素材などを活用して魅力的な広告動画を作っていきます。

クリエイターは依頼を受けるためにまずサイトに登録をするのですが、
いきなり仕事をするのではなく事前に用意されたトライアル案件をこなす必要があります。
ここでクリエイターとしての審査が行われるイメージです。
トライアル案件は2件こなす必要があり、そこには報酬が発生しません。
うーん、と思う方も多いと思いますがサイトの所属クリエイターのクオリティを担保するための審査なんでしょうね。
トライアル案件をこなすといよいよ報酬ありの案件に挑戦することができます。
私もトライアル案件をこなしたことがあるのですが、
明確なフローが用意されておりとても勉強になりました。
今後、ディレクションも行って行きたい方は依頼文を研究してみると仕事の依頼の仕方の参考になると思います。
さらにトライアル案件を受けた他のクリエイターの成果物も見ることができるので、
問題の答え合わせができて非常に良い教材になると思います。
トライアル案件は何度審査に落ちても特にペナルティはないそうなので、腕試しや練習の場としてもどんどん活用していくと良いと思います。
画像やイラストを動かして動画を作る案件が多いのでAfter effectsを使いこなせると案件をこなしやすいのかなと思いました。
高額案件が日々更新 ビデオワークス(クレボ)
- 案件数 :★★★☆☆
- 稼げる度:★★★★★

ビデオワークス(旧クレボ)は、動画専門のクラウドソーシングサイトで、特徴は企業からのやや大きめの案件が多いところです。
単価は30万円というものも多くあり、内容もやや上級者向けのものが多い印象です。
企業のPR動画、専門分野の解説動画、イベント告知動画、アニメーション動画、音楽PV、運動会の撮影などバリエーションが豊富にありました。
カイゼンビデオと大きく違う点は、配布された素材を編集するというよりは実際に現地に撮影に行って編集まで行う案件が多いところです。
良い案件は競争率が高めで平均して30〜50名ほどの応募が来て、
そこでクライアントに選ばれたクリエイターが案件を受注することができるようなイメージです。
受注すると運営から10〜20%の手数料を引かれて残った額がクリエイターの報酬となります。
正直、中には制作会社レベルじゃないと難易度が高めの案件もちらほらありました。
ただそういった案件は報酬も100万円を超えていたりするので、実力に自身のある方は挑戦してみると面白いかもしれませんね。
クライアントから選ばれるにはある程度実績となる制作動画を持っている必要がありそうです。
高額案件があるサイトもまだ珍しいので、ぜひ腕に自信のあるクリエイターさんは挑戦してみてください。
まとめ 稼ぐためにはサイト選びが重要
ここまで色々なサイトをご紹介しましたが、多くの方が初めはスキルも実績もない状態からスタートになると思います。
案件を受注したり、自分の商品を売るためには独学では特に時間がかかってしまいます。
この記事を書いている私が特にそうでした。
独学にこだわったことで、動画制作のスキルを習得するまでに多くの時間がかかってしまいました。
最速で効率よくスキルを習得するには、スクールに通うのも一つの手です。
冒頭で紹介した通り、副業を飛び越えていますぐにフリーランスとして安定して稼いでいきたい方は
下のリンクをご覧ください。

