プレミアプロの使い方を無料で勉強する方法はある?
それでは動画編集歴5年で企業のインタビュー動画を制作している筆者が
おすすめのPremiere Proの使い方を学習できるYouTube動画を紹介します。
この記事では、Adobe Premiere Pro を使った動画編集スキルを独学で習得するためのおすすめコンテンツをご紹介していきます。
ひと昔前は、動画編集の学習コンテンツは少なかったのですが、今ではYouTubeやネット上に多くの素晴らしいチュートリアルが公開されるようになりました。
一つ一つ必要なスキルを覚えていけば、必ずPremiere Pro を使えるようになりますよ!
- 1. 動画編集ソフト「Premiere Pro」の基本を紹介
- 2.Premiere Pro の編集画面のレイアウトを紹介
- 3.編集データの整理と基本ルールについて紹介
- 4.シーケンスの設定方法を覚える
- 5.ショートカットを使った効率的な「カット編集」を覚える
- 6.テロップ入力を覚える(エッセンシャルグラフィックスを使った基礎)
- 7.テロップ入力の応用編「自動テロップ入力機能」を活用
- 8.画像を追加する方法を覚える
- 9.よく使うエフェクトと使い方を覚える
- 10.BGM・SEの入れ方と音量調整
- 11.BGMの長さを動画に合わせて変更する方法
- 12.動画の色調整 カラーコレクションとカラーグレーディングについて
- 13.自然な場面切り替え・トランジションを覚える
- 14.モザイク・ぼかしの付け方を覚える
- 15.YouTubeにアップする動画の書き出し方法を覚える
- 編集中の小さな疑問点はウェブ記事を検索
- プレミアプロを使った動画編集は無料でも学習できる
1. 動画編集ソフト「Premiere Pro」の基本を紹介
プレミアプロってどうやって使うの?
こちらの動画では最初に見ておきたい基本的な編集の流れが紹介されています。
解説はかふたろうさんです。
とにかく、動画を完成させてみよう!
この動画を真剣に見たら基本的な編集の流れをできると思います。なんと驚異の5時間尺。
編集用の素材もダウンロードできる作りになっているので、編集する素材がない方も安心です。
2.Premiere Pro の編集画面のレイアウトを紹介
プレミアプロの画面って複雑すぎる…
プレミアプロを最初に開いた時、多くの方は画面の複雑さに拒絶反応が出るかと思います。
これは、編集画面を自由にカスタマイズできるプレミアプロの特徴のせいでもあります。
まずは、
どんな機能があるか理解して、自分が使いやすい画面を作りましょう!
自分が編集しやすい画面構成を作れば、より効率よく編集できます。
解説はTELU FILMさんです。
3.編集データの整理と基本ルールについて紹介
データがぐちゃぐちゃ、どこに何があるかわからなくなった…
Premiere Proのデータ整理でやってはいけないことがあります。
それは編集に使った素材をあちこちに保存すること。これはダメです。
データを適当に保存していると正しく編集ファイルを読み込めないこともあります。
データを整理して、無駄な探し物をなくそう!
こちらの動画ではデータの整理の基本的なルールが紹介されています。
解説は【エディステ】動画編集チャンネルさんです。
4.シーケンスの設定方法を覚える
編集をする前に作業台となるシーケンスの設定方法を覚える必要があります。
編集する動画の内容によって切り替える必要があったりしますが、ここでは「AVCHD 1080p 30」に設定すればOKと解説されています。解説は葉っぱ Premiere Pro動画編集室さんです。
5.ショートカットを使った効率的な「カット編集」を覚える
動画編集で最も多い作業である「カット編集」。効率的なカットを覚えるだけで編集時間が一気に短縮します。具体的にはキーボードショートカットを設定して、動作を一個ずつ減らしていきます。キーボードショートカットの設定は以降のあらゆる工程に応用できるとても有意義な作業なので、まずはカット編集からやってみましょう。解説はかふたろうさんです。
6.テロップ入力を覚える(エッセンシャルグラフィックスを使った基礎)
カット編集の次に動画編集でよく登場する「テロップ入力」の基礎を覚えていきます。
テロップ入力はレガシータイトルという機能が主流でしたが、現在では廃止されエッセンシャルグラフィックでの作業がメインとなります。
ここではテロップ入力の基本操作と、色やテロップを囲む線の設定方法を学習できます。
解説はかふたろうさんです。
キラキラエフェクトが加わったテロップの作り方はこちら
7.テロップ入力の応用編「自動テロップ入力機能」を活用
カット編集の基本操作を覚えたら、応用編としてテロップの自動作成機能を使ってみましょう。
本来は一文一文、手動で入力する必要があったテロップも自動機能を上手く活用できれば編集時間が短縮できるはずです。
解説は葉っぱ Premiere Pro動画編集室さんです。
8.画像を追加する方法を覚える
動画に写真やイラストなどの静止画を追加する方法を覚えていきます。追加した画像は「キーフレーム」を使ってアニメーションさせることもできます。画像を動かす基本テクニックは、テロップを動かす際にも同じく使用できます。様々なテクニックに応用できる基本の「き」なので覚えておきましょう。
解説はきまぐれ動画編集講座_プレミアプロさんです。
プリセットを使ってキーフレームを自動化するには以下の記事を参考にしてください。
9.よく使うエフェクトと使い方を覚える
Premiere Proにはいくつものエフェクトが標準で備わっています。これらを全部使うことはなかなかないので、一度に全てを覚える必要はありません。使いながら一個一個覚えていきましょう。
筆者がよく使うエフェクトは、クロスディゾルブ、ワープスタビライザー、Lumetriカラーです。
解説はもりすく / morisukuさんです。
10.BGM・SEの入れ方と音量調整
動画に挿入するBGMの入れ方の紹介です。基本的な操作方法はBGMもSE(効果音)も同じです。
まずは基本の操作から覚えましょう。
解説はTERU FILMさんです。
11.BGMの長さを動画に合わせて変更する方法
動画にBGMを追加した際に必ず直面する問題、そう、BGMの長さが合わない。
Premiere Pro にはこれを簡単に解決できる機能があります。
解説はみみしき / Mimishikiさんです。
12.動画の色調整 カラーコレクションとカラーグレーディングについて
動画の色調整について教科書のような素晴らしい動画を紹介します。色調整には大きく「カラーコレクション」と「カラーグレーディング」の2つの言葉があってごっちゃになってしまうことがあります。
簡単に説明すると以下のようなイメージです。
カラーコレクションは「色を正しい色に調整する」
カラーグレーディングは「色で自由な表現をする」
動画は中級者向けですが、最初にみて欲しい動画です。
解説はTPS Filmsさんです。
13.自然な場面切り替え・トランジションを覚える
動画編集初心者がついついやってしまうのが、場面切り替えとトランジションのエフェクトの使いすぎです。新しい表現を覚えると使いたくなってしまいますが、まずは自然な場面切り替えを覚えて、適切なエフェクトを使っていくといいですね。
解説はYuichi Ishidaさんです。
定番の場面切り替え、じわじわと場面が切り替わる「ディゾルブ」については以下の記事で紹介しています。
14.モザイク・ぼかしの付け方を覚える
動画編集の依頼を受けると、「背景に映った通行人の方をぼかしてほしい」と言われたり「個人情報が映っているからモザイクかけれる?」といったシーンがよくあります。
そんな時にすぐに対応できるようにモザイクの付け方を覚えておきましょう。
解説は動画マスターチャンネルさんです。
15.YouTubeにアップする動画の書き出し方法を覚える
編集が完了したら動画を書き出す必要があります。
YouTubeの編集をされる方を想定した動画の書き出し方法が解説されています。
解説はかふたろう / Cuff Styleさんです。
動画の書き出しがうまくいかない場合は以下の記事を参考に
編集中の小さな疑問点はウェブ記事を検索
ここまで基礎的な内容を中心にご紹介してきました。紹介した内容を覚えて、ある程度動画を作れるようになったら実際に編集を受けてみることをおすすめします。最初は知人からの依頼でもいいですし、メッセージ動画を作ってみてもいいかもしれません。
実際に編集をしていると、細かい疑問点がたくさん出てきます。その際は「プレミアプロ 倍速再生」「プレミアプロ 調整レイヤー」など調べて検索上位の5記事を読めばほとんどの問題は解決します。
プレミアプロを使った動画編集は無料でも学習できる
この記事ではプレミアプロの使い方を無料で学べる動画を集めて紹介してみました。
プレミアプロを独学と無料で学習することは、決して不可能ではありません。
むしろ、無料で素晴らしい解説動画がどんどん増えていっています。
筆者も5年ほど前にプレミアプロを使い始めて、全て独学で学習しました。
実際に独学でやってみて感じたデメリットは、
自分で情報を探す必要があること、情報にばらつきが出てしまうところでしょうか。
もし独学が不安な場合は、独学のデメリットを補ったオンラインスクールがおすすめです。
教材がカリキュラムごとにまとまっていて、講師への質問も可能です。
確実にプレミアプロを覚えて副業を始めたい方は買い切り講座のクリエイターズジャパンがおすすめです。
ただし、スクールに通ったとしても自分で情報を集めて勉強する力は必要です。
一度自分で勉強してみて、どうしても難しい場合にスクールを選択する方が良いかと思います。
もっと簡単に高度な編集ができるようになりたい方は、動画編集テンプレートを活用するのがおすすめ。テンプレートを使えば、プロが作った編集データをアレンジして使うことができます。
編集テンプレートの販売サイトは2つのサイトが有名です。
一つ目は日本のテンプレートが豊富なモーションエレメンツ。
モーションエレメンツについては、以下の記事で詳しく解説しています。
二つ目はよりプロ向けのテンプレートが揃ったモーションアレイです。
モーションアレイは英語のサイトですが、よりハイクオリティのサイトです。
よりプロ向けの素材サイト、モーションアレイについては以下の記事で詳しく解説しています。
改めて、筆者も独学でプレミアプロを独学で使えるようになったのでこの記事を読んで下さった皆さんも必ず習得できるはずです。
皆さんがプレミアプロを習得してご活躍することを応援しています。
また本記事にてご紹介させていただいた皆様にも素晴らしい動画を制作していただき心より御礼申し上げます。