Premiere Proでテロップをデザインする方法は?

動画制作術
悩んでいる里原
悩んでいる里原

Premiere Proでテロップのデザインをするには?

ディレクターのサトハラ
ディレクターのサトハラ

エッセンシャルグラフィックスを使えば自由にテロップのデザインができますよ!

無料版配布中!テレビ番組風のテロップを簡単に使うなら

「テロップ作るの大変…」

そこで、簡単にテロップ演出ができるテキストテンプレートを作りました!
さらにテロップにアニメーションをつけられるプリセットも付属しているので、
組み合わせ次第で約20,000とおりのテロップ演出ができます。
150点収録の無料版配布中です。

この記事ではAdobe Premiere Proを使って動画編集をしている方へ向けて、テロップデザインのやり方を解説していきます。操作はPremiere Proのエッセンシャルグラフィックスを使って行います。

下の画像はエッセンシャルグラフィックスの操作パネルです。
ここで文字の「フォント」「サイズ」「間隔」「色」「線」など、さまざまな設定が可能です。

エッセンシャルグラフィックスパネルでテロップのデザインを設定できる。

「基本の袋文字」を作ってみる

まずは基本の袋文字の作り方を解説します。

袋文字とは文字が線で囲われて袋に入っているような見た目のテロップのことです。
テレビ番組やYouTubeでよく見る定番のテロップデザインですね。

テキストツールで文字を入力する

それではテキストツールで文字を入力します。

アピアランスから「境界線」を設定する

続いてエッセンシャルグラフィックスパネルのアピアランスから「境界線」を設定します。
今回は数値は20に設定しました。

読みやすさを保つために、境界線の色は「塗り」よりも明るい色、もしくは暗い色を設定するのがおすすめです。

上のように設定するとこんな見た目になります。
これが文字に輪郭線がついた、テロップの基本中の基本の袋文字です。

+マークでさらに境界線を追加できる

さらにエッセンシャルグラフィックスパネルの「境界線」右上にある+マークをクリックすることで、境界線を複数追加することができます。

境界線が増えるとよりテレビ番組のテロップらしくなってきますね。

境界線をつける際の注意点

境界線をつけるとテロップがトゲトゲになってしまうことがあります。
これに

悩んでいる里原
悩んでいる里原

うぎゃぁ、テロップの境界線がトゲトゲになった!

ディレクターのサトハラ
ディレクターのサトハラ

これはテロップの基本設定が原因です。
別の記事で詳しく解説していますのでチェックしてみてください。

テレビでよく見る「優しさ・共感テロップ」を作ってみる

さて、この記事を読んでいただいている方はこういったテレビっぽいテロップデザインを作りたいのではないでしょうか。

なんだか優しい雰囲気のデザインですね、あとは共感を伝えたい場面にも使えるのではないかと思います。

明朝体のフォントを選んで丁寧で上品なイメージを表現する

優しい雰囲気や上品なイメージを表現したいなら「明朝体」のフォントがおすすめです。
今回はAdobeフォントに登録されている「源ノ明朝」を選んでみました。

シャドウを使って柔らかい光を追加する

シャドウ(文字の影)を追加することでテロップに立体感を出したり、柔らかい光を追加することができます。今回はピンク色のシャドウを追加して少し強めにぼかしを追加しました。

明朝体の上品さと相まって、優しい感じのテロップデザインになったと思います。

テキストスタイルテンプレートを使えば簡単にテレビっぽくできる

Premiere Proのエッセンシャルグラフィックスを使えば色々なテロップデザインができますが、それなりに手間がかかります。

簡単にテレビ番組のようなテロップを使いたい方は「テキストスタイルテンプレート」を使うのがおすすめです。テンプレートを使うと下のようなテロップを簡単に使うことができます。

当サイトではテロップ演出がワンタッチでできるテンプレートを用意しています。これを使えばテロップデザインに加えて、テロップを動かすアニメーションまで簡単に作ることができます。

下の動画も「テキストスタイル」と「アニメーションプリセット」を使って作った動画です。
テレビ番組風のテロップを使いたい方はぜひチェックしてください。

エッセンシャルグラフィックスを使いこなせば色々なテロップデザインが作れる

本来、テレビ番組等で使われているテロップはPhotoshopなどの画像制作ソフトで作られている場合が多いです。

ですが、Premiere Proのエッセンシャルグラフィックスをうまく使えば、Premiere Proだけでテレビ風のテロップを作ることができます。

以下の記事でもテロップデザインについて紹介していますので合わせてチェックしてみてください。

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