
Premiere Proでかっこいいテロップ演出がしたい。
文字に使えるエフェクトってどんなのがあるの?

それでは、企業のPR動画を5年作ってきた私が
おすすめの文字に使えるエフェクトをご紹介します。
この記事では、プレミアプロでテキストに使えるエフェクトの中から、特におすすめの10個を紹介します。
テロップにエフェクトを使用することで、テレビ番組のようなクオリティの高い動画を作れるようになります。テレビ番組ように視聴者を飽きさせない動画を作るにはテロップ演出がとても効果的。
Premiere Proのエフェクトをうまく使えば、テキストをより目立たせたり、より「引きの強い動画」を作ることができます。
1.「文字がテレビ風に!」テキストスタイルで文字を装飾

テロップをテレビ番組みたいに豪華にしたい!
まず最初にテキストの装飾についてご紹介します。
Premiere Proのエッセンシャルグラフィックスでは文字の見た目を自由にデザインすることができます。

文字の枠線をつけたり、色をグラデーションに変えることでテレビ番組のようなテロップを作ることができます。
以下はデザインを変更する前のテロップとデザイン変更後のテロップのビフォーアフターです。
エッセンシャルグラフィックスパネルで一個一個デザインするのも良いですが、テキストスタイルテンプレートを使えばワンタッチでテロップをテレビ風に変えることができます。
以下よりテキストスタイルのテンプレートをダウンロードできるのでチェックしてみてください。
2. 「文字を画面に飛びこませる!」スライドイン(カットイン)

飽きさせない動画を作るにはどうすればいいの?
映像にパンチを効かせ、視聴者の目を引くには、文字をヒュンっとスライドイン(カットイン)させる演出はおすすめです。

画面に映っているものが動いているとついつい目で追ってしまいますよね。
スライドインは演出の一例ですが、使うと文字が素早く動くので、視聴者の目線を誘導したり、飽きさせない動画を作ることができます。ジャンルを選ばず、色々なタイプの動画に使えるシンプルな演出なので個人的にかなり使い勝手がいいと思います。
スライドインはPremiere Proの「ビデオトランジション」から「スライドイン」を選択して使うことができます。またキーフレームを打つことでも再現できます。
上記のサンプル動画で使用したスライドインは以下で販売も行なっています。
4. 読ませたい文字に!フェードインエフェクト(ディゾルブ)

文字を読ませたい時は?
文字がフェードインする際に使用されるエフェクトです。
以下のサンプル動画のように解説を表示する時に使ったり、企業のロゴなんかを表示するときによく使ったりしますね。

品よく視線を誘導できるので企業のPR動画など動画に上品さが求められる場合はかなり使い勝手がいいエフェクトです。
ゆっくりとテキストが表示されるので、視聴者がテロップを読む時間を作ることができます。
いきなりテキストが表示されるよりも、ゆっくりと表示されるので視聴者が内容を理解しやすくなります。長めの解説など視聴者に文字を読ませたい場合に効果的だと思います。
5. 「ギラギラした豪華さを演出!」金色のテロップを作ってみる

豪華なゴールドテロップが作りたい!
バラエティ番組などでよく見かける「金色の文字でできたテロップ」を作ってみるのはいかがでしょうか。豪華さを演出するシーンや、ゲーム企画などで勝利したチームを盛り上げる演出などで使えそうです。

ゴールドテロップはPremiere Proのエッセンシャルグラフィックス機能で作ることができるので、挑戦してみてはいかがでしょうか。
作り方は動画でも解説していますのでぜひチェックしてみてください。
また、金色のテロップはテキストスタイルとプリセットを使って簡単に使うこともできます。
こちらも合わせてチェックしてみてください。
6. パーティクルを使ったキラキラエフェクト

キラキラしたテロップを作りたい!!
テレビ番組や中田敦彦さんのYouTube大学でキラキラしたテロップが使われているのを見たことがあるでしょうか。キラキラしたテロップを使うと動画に豪華な印象を演出できます。

これはテキストが出てくる動きに合わせてキラキラしたパーティクル素材を合わせて演出しています。
パーティクルとはキラキラした光などの動画素材で、テロップと合わせると効果的な演出ができます。
詳しくは以下の記事や動画でも解説していますので参考にしてみてください。
7. 「ホラーな演出に」グリッチエフェクト

文字が歪んだようなエフェクトもかっこいい!
文字にザザッとノイズが入ったようなエフェクトを「グリッチエフェクト」と言います。
グリッチエフェクトはアナログテレビのような映像を表現することができ、荒々しさや不気味な印象を与えます。例えば、アート系の映像やMVなどで使われたり、ホラー系動画や都市伝説紹介動画などに使えそうです。
ホラー系のテンプレートは以下の記事でもまとめて紹介しています。
8. モーショングラフィックステンプレートを使う
モーショングラフィックスをフル活用してアニメーションや装飾がついたテロップを動画に入れる方法です。ローワーサードと呼ばれることもあり、テンプレートが豊富に作られています。

テキストを表現する際に使われることが多く、情報をわかりやすく伝えたり、印象的な表現ができます。スポーツ中継やドキュメンタリーなどで使われます。
また、モーショングラフィックステンプレートをダウンロードするならモーションアレイがおすすめです。クオリティが高く、プロの方でもかなり役立つサイトだと思います。
9. ブラーエフェクト

文字ブワッと滲ませるエフェクトだね!
文字が滲むように現れるエフェクトです。ホラー系の動画やドキュメンタリーなどの動画で使われることが多く、少し不気味な感じ、怪しい感じがします。
10. 文字の大きさアピアランスを調整しておしゃれに

基本だけどかなり印象が変わる!
最後に基本の「き」に戻った感じがしますね。でも文字の大きさやフォントなどのアピアランスを調整するだけでかなりテロップの印象が変わります。
真っ赤な原色を使ったテロップや、意図のないトゲトゲの文字など、ダサいテロップにならないように注意することも大事ですね。
ダサいテロップについてはブログ記事でも解説しています。
以上が、プレミアプロで使える文字エフェクトのおすすめ10選です。この中から、自分の映像作品に合ったエフェクトを選び、クリエイティブな映像作品を作ってみましょう。