
実際に文字を書いているような、手書き風のタイトルを作りたい!

おしゃれで自然な雰囲気を出したい時にピッタリですよね◎
残念ながらPremiere Proのブラシアニメーションエフェクトは使えなくなってしまいました。
「デザインが苦手…」「ポートフォリオを充実させたい!」
そこで、簡単にテロップ演出ができるテキストテンプレートを作りました!
テロップにアニメーションをつけられる140点以上のアニメーションプリセットも付属。
さらにテロップをキラキラにできるパーティクル素材やテロップベース、フレームも用意しました。
「ブラシアニメーション」エフェクトができない?
ブラシアニメーションのエフェクトはPremiere Pro2025以降では削除されてしまったようです。
今後はブラシアニメーションなどのモーショングラフィック的な編集はアフターエフェクツの使用が推奨されていくみたいですね。この機会に諦めてAeを勉強してみるのもありかもしれません。
→After Effectsを使ったブラシアニメーションの作り方は?
テンプレートを使ってブラシアニメーションを作るのもあり
一からブラシアニメーションを作るのが難しい場合はモーションエレメンツなどのテンプレートのサイトを利用するのもおすすめです。
あらゆるテンプレートが揃っているので試しに「ブラシアニメーション」のように検索してみてください。ちなみにこんな動画も作れます。
プリセットで簡単にタイトルアニメーションをつけられる
ブラシアニメーションではないですが、テロップテンプレートとプリセットを使えばもっと簡単にテレビ番組風のアニメーションを使うことができます。
ブラシアニメーション以外にも多彩な演出がありますので他のエフェクトを試してみるのもアリかと思います。


テレビ風のテキストスタイルも盛りだくさん!


いろんな動画が作れるので是非チェックしてみてください!
「ブラシアニメーション」エフェクトを適用する
残念ながら以下の方法は使用できなくなってしまいました。
「ビデオエフェクト」⇨「旧バージョン」⇨「ブラシアニメーション」
ブラシアニメーションをつけるには手書き文字風のアニメーションをつけたいテキストを選択し、「エフェクト」パネルを表示します。


「ブラシアニメーション」をテキストクリップにドラッグ&ドロップします。


実際に手で書いているような動きをつけるには、「ブラシアニメーション」を使用しましょう。
標準エフェクトなので無料で作ることができる、ブラシでなぞった部分にアニメーションをつけられるエフェクトです。




これを作るよ!
ブラシアニメーションの設定をする
「エフェクトコントロール」パネルで、ブラシの設定をします。
今回は下記のように調整しました。
カラー:レッド(見やすい色でOK)
ブラシのサイズ:50.0
ブラシの硬さ:90%
ブラシの不透明度:100%
ストロークの長さ:10.0


アニメーションの開始点を設定する
プログラムモニター中央にブラシが作成されます。
ブラシアニメーションを選択した状態で、ドラッグしてアニメーションを開始したい点に移動します。




「ブラシの位置」のストップウォッチアイコンをクリックし、キーフレームを作成します。


テキストをなぞってアニメーションの軌跡を設定する
【⇨キー】をクリックし、開始点からブラシをドラッグします。


この操作を繰り返して、文字全体をブラシでなぞっていきます。
テキストがブラシからはみ出しやすい場合は、ブラシのサイズがより太めになるよう調整してください。


途中、アニメーションの動きを確認したい場合は、 キーフレームを戻してスペースキーをクリックすると再生できます。
秒数や間隔を調整し、好みの動きに整えてください。
ブラシアニメーションの確認
元のテキストに戻し、アニメーションの動きを確認します。
「エフェクトコントロール」パネル⇨「ペイントスタイル」⇨「元のイメージ」の順にクリック。


「元のイメージを表示」を選択。


ブラシの表示が消え、元のテキストが表示されます。


再生ヘッドをアニメーションの開始秒数まで戻しドラッグ、またはスペースキーで再生すると、なぞった通りにテキストが表示されます。


アニメーションが完成しました!
最後に文字の欠けなどがないか確認し、修正が必要な場合は再度調整しましょう。
ブラシアニメーションが再生できない時や重い場合は?


Premiere Proでブラシアニメーションが重い場合は、プレビュー品質を下げ、キャッシュをクリアし、レンダリングを行い、プロキシを使用し、システムを最適化すると改善されます。
プレビューのサイズを変更する
プログラムモニターの右下にある「再生品質」オプションをクリックし、プレビュー品質を「1/2」または「1/4」に下げます。これにより、プレビュー時の負荷が軽減されます。
タイムラインをレンダリングして軽くする
タイムライン上の重いセクションを選択し、Enter
キーを押してプレビュー用にレンダリングします。これにより、リアルタイムプレビューがスムーズになります。
プロキシを作って軽くする
プロキシは編集素材をコピーして軽くしたものをプレビューで使用する機能です。
高解像度のクリップに対してプロキシファイルを作成し、編集時にはプロキシを使用します。「ファイル」→「プロジェクト設定」→「プロジェクト設定(一般)」からプロキシの設定を行い、プロキシを生成します。
プリセットで簡単にタイトルアニメーションをつけられる
テロップテンプレートとプリセットを使えばもっと簡単にテレビ番組風のアニメーションを使うことができます。


是非チェックしてみてください!