【Premiere Pro】手書き文字ブラシアニメーションの作り方 | ここ知り動画

【Premiere Pro】手書き文字ブラシアニメーションの作り方

動画制作術
悩んでいる里原
悩んでいる里原

実際に文字を書いているような、手書き風のタイトルを作りたい!

ディレクターのサトハラ
ディレクターのサトハラ

おしゃれで自然な雰囲気を出したい時にピッタリですよね◎
それでは、手書き風のアニメーションをつける方法を解説しましょう!

簡単にテレビ番組風動画が作れるテンプレート

「デザインが苦手…」「ポートフォリオを充実させたい!」

そこで、簡単にテロップ演出ができるテキストテンプレートを作りました!
テロップにアニメーションをつけられる140点以上のアニメーションプリセットも付属。
さらにテロップをキラキラにできるパーティクル素材やテロップベース、フレームも用意しました。

「ブラシアニメーション」エフェクトを適用する

実際に手で書いているような動きをつけるには、「ブラシアニメーション」を使用しましょう。

標準エフェクトなので無料で作ることができる、ブラシでなぞった部分にアニメーションをつけられるエフェクトです。

完成した動画はこちら
悩んでいる里原
悩んでいる里原

これを作るよ!

「ブラシアニメーション」エフェクトができない?

ブラシアニメーションのエフェクトがどこにあるかわからない時は、エフェクト&プリセットパネルで以下のように検索してみましょう。

ブラシアニメーションエフェクトの場所は?

「ビデオエフェクト」⇨「旧バージョン」⇨「ブラシアニメーション」

ブラシアニメーションをつけるには手書き文字風のアニメーションをつけたいテキストを選択し、「エフェクト」パネルを表示します。

「ブラシアニメーション」をテキストクリップにドラッグ&ドロップします。

ブラシアニメーションの設定をする

「エフェクトコントロール」パネルで、ブラシの設定をします。

今回は下記のように調整しました。

ブラシアニメーションの設定

カラー:レッド(見やすい色でOK)

ブラシのサイズ:50.0

ブラシの硬さ:90%

ブラシの不透明度:100%

ストロークの長さ:10.0

アニメーションの開始点を設定する

プログラムモニター中央にブラシが作成されます。

ブラシアニメーションを選択した状態で、ドラッグしてアニメーションを開始したい点に移動します。

「ブラシの位置」のストップウォッチアイコンをクリックし、キーフレームを作成します。

テキストをなぞってアニメーションの軌跡を設定する

【⇨キー】をクリックし、開始点からブラシをドラッグします。

この操作を繰り返して、文字全体をブラシでなぞっていきます。

テキストがブラシからはみ出しやすい場合は、ブラシのサイズがより太めになるよう調整してください。

途中、アニメーションの動きを確認したい場合は、 キーフレームを戻してスペースキーをクリックすると再生できます。

秒数や間隔を調整し、好みの動きに整えてください。

ブラシアニメーションの確認

元のテキストに戻し、アニメーションの動きを確認します。

「エフェクトコントロール」パネル⇨「ペイントスタイル」⇨「元のイメージ」の順にクリック。

「元のイメージを表示」を選択。

ブラシの表示が消え、元のテキストが表示されます。

再生ヘッドをアニメーションの開始秒数まで戻しドラッグ、またはスペースキーで再生すると、なぞった通りにテキストが表示されます。

アニメーションが完成しました!

最後に文字の欠けなどがないか確認し、修正が必要な場合は再度調整しましょう。

プリセットで簡単にタイトルアニメーションをつけられる

テロップテンプレートとプリセットを使えばもっと簡単にテレビ番組風のアニメーションを使うことができます。

是非チェックしてみてください!

ブラシアニメーションが再生できない時や重い場合は?

Premiere Proでブラシアニメーションが重い場合は、プレビュー品質を下げ、キャッシュをクリアし、レンダリングを行い、プロキシを使用し、システムを最適化すると改善されます。

プレビューのサイズを変更する

プログラムモニターの右下にある「再生品質」オプションをクリックし、プレビュー品質を「1/2」または「1/4」に下げます。これにより、プレビュー時の負荷が軽減されます。

タイムラインをレンダリングして軽くする

タイムライン上の重いセクションを選択し、Enterキーを押してプレビュー用にレンダリングします。これにより、リアルタイムプレビューがスムーズになります。

プロキシを作って軽くする

プロキシは編集素材をコピーして軽くしたものをプレビューで使用する機能です。

高解像度のクリップに対してプロキシファイルを作成し、編集時にはプロキシを使用します。「ファイル」→「プロジェクト設定」→「プロジェクト設定(一般)」からプロキシの設定を行い、プロキシを生成します。

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