会社紹介動画の作り方ってどうするの?
無料のテンプレートってある?
それでは企業の採用動画を5年間作ってきた筆者が会社紹介動画の作り方と
無料テンプレートを紹介します。
この記事では企業の紹介動画を作ってきた筆者が、会社紹介動画の作り方の一例を紹介します。
会社紹介動画とひとことで言っても、「商品の紹介やCM」「採用向けの動画」「会社の歴史の紹介」「式典動画」などなどいろいろな役割があります。
今回はあえて撮影やインタビューのテクニックには触れずに、会社紹介動画を編集する大まかな流れと動画の構成ごとにおすすめにPremiere Proのテンプレートを紹介していきます。
会社紹介動画の基本構成
まず、会社紹介動画の基本的な流れを押さえましょう。
今回は撮影については触れずに、編集とテンプレートに注目します。基本的なインタビュー動画を製作する流れを紹介します。
個人的にお気に入りの採用系動画です。
①オープニング
会社紹介動画の冒頭ではロゴアニメーションやキャッチフレーズを表示することが多いです。
会社はブランドイメージが大事になってくるので会社の顔となるロゴを冒頭やエンディングに持ってくることが多いです。
ロゴアニメーションが使われた動画の例
モーションアレイなどでダウンロードできるテンプレートを使えば動画に高級感が出て会社の信頼感がアップします。
会社紹介動画はコーポレートカラーを使って統一感を出しながら作るのがおすすめです。
テンプレートにコーポレートカラーを当てはめれば手軽に信頼感のある映像が作れます。
②会社紹介動画の本編
会社紹介動画のインタビューで、よくある内容は以下のようなものです。
正直、インタビュー動画であればインタビュー次第で本編の内容が決まってしまいます。台本があると撮影がスムーズですが、私たちの場合はできるだけ自然な発言を引き出すために雑談のようにインタビューをしていました。
正直、撮影や編集には時間がかかってしまいますが、演者の方は役者ではなく普通の企業で働いている方であることが多いので、台本を自然に読んでもらうことは難しいです。
基本的な編集の流れは、長尺のインタビューの不要な箇所を削除していき、質問ごとに整理してきます。
サブタイトルを入れてテーマやチャプターを表現する
インタビューの質問内容や、動画のチャプターが切り替わった際にサブタイトルを入れると効果的です。モーションエレメンツにはサブタイトルのテンプレートがたくさんあるのでおすすめ。
インタビューに合わせてインサート映像を差し込んでいく
インタビューの内容に合わせて、会社の外観や働いている様子などの映像素材を入れていくとより伝わりやすい動画になります。
実際に撮影をした動画素材を使うのが一般的ですが、手元のアップなどの物や景色の映像はストック素材を使うこともありました。
図解を入れる場合もある
企業の業績や社員のアンケートなど、図解を入れると効果的な場面もあります。
AftereffectsやIllustratorなどで図解を自作してもいいですが、円グラフや棒グラフなどはテンプレートを使って作るのもありです。
ただし、図解やインフォグラフィックのテンプレートは海外向けのものが多く、使いこなすにはAftereffectsのスキルもかなり求められるので状況に合わせて使うのが良いかと思います。
③エンディングはアピールポイント
会社紹介動画のエンディングを効果的にするには、必要に応じて以下のポイントを押さえましょう。
動画の最後はアピールポイントです。
「無料相談の予約」「ニュースレターの登録」「製品デモのリクエスト」「面接の応募先」など、具体的な行動を促すメッセージを配置するのがおすすめ。
連絡先情報を明確に表示し、視聴者が簡単にコンタクトできるようにするのもありです。
動画の最後には企業のロゴを表示することが一般的です。ロゴはオープニングと同様にテンプレートを活用することをおすすめします。
統一感のあるデザインは視聴者にちゃんとしてる感を与え、ビジネスの成長につながります。
テロップテンプレートを使うとビジネス系動画がもっと簡単に
テロップテンプレートを使ってテレビ番組風の動画を作るのもおすすめ。テロップ演出は「テキストスタイル」と「プリセット」を使うともっとラクになります。
例えば以下のような動画も「テキストスタイル」と「プリセット」を使うことでより手軽に制作できます。
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