先日動画制作の打ち合わせでPR動画の見積もりを作成する際お客さんとこんなやりとりがありました。

制作費用を少し抑えられませんか?

それでしたら、AIナレーションを使用する方法はいかがでしょうか?
プロのナレーターさんに依頼する代わりにAIナレーションを使用すれば、コストを削減できます、と提案しました。
AIナレーションの便利なところは、発注のやり取りが不要で修正がスピーディーになること。
色々なAIナレーションツールを使ってみましたが、日本語に対応したソフトの中ではVOICEPEAKが一番だと感じたのでその特徴と評判を少しご紹介します。
「デザインが苦手…」 「ポートフォリオを充実させたい!」
そこで、簡単にテロップ演出ができるテキストテンプレートを作りました!
テロップにアニメーションをつけられる140点以上のアニメーションプリセットも付属。
さらにテロップをキラキラにできるパーティクル素材やテロップベース、フレームも用意しました。
動画編集に商用可能6ナレーターセットがおすすめ
ボイスピークには色々なパッケージがありますが、初めて使う場合は男性と女性のナレーターが揃った「商用可能6ナレーターセット」がおすすめです。

料金も安いダウンロード版で問題なし

VOICEPEAKの6ナレーターセットはパッケージ版でも購入することができます。
実際にディスクで購入できるので所有感はありますが、安く購入できるダウンロード版で問題ないかと思います。

購入の際の支払い方法はクレジットカードかペイパルを選ぶことができます。
今回クレジットカードで支払いを行いました。メールとダウンロード画面から領収書も発行できるので個人で制作されている方はスムーズです。
クレカ決済についてはクレバーブリッジという決済代行会社のサービスを利用している形なので、もし不安な方はPayPal決済を選択すると良いかと思います。
ダウンロードしてからインストールする手順(Mac)
ダウンロードしたZIPファイルを解凍すると以下のようになります。

いくつかのデータが入っていますが、赤枠の「macOS」を開きます。

マニュアルも入っていたのでこれを読めば問題ないと思います。
中のインストーラーを開くと、アクティベーションコードの入力が求められるのでメールで届いたアクティベーションコードを入力します。

認証されるとダウンロードが始まります。
私の場合は5分程度だったと思います。

問題なければダウンロード完了の表記がでます。

文字を入力すればナレーションが作れる
VOICEPEAKの使い方はかなりシンプルで、基本的に文字を入力するとナレーションを作ってくれます。
下部のメニューではアクセント、イントネーション、発音の長さを設定できます。

今回購入した6ナレーションパックには男女6名とおまけの一名の声が収録されていました。

作った音声は公式サンプル動画と同じクオリティだったので気になる方は見てみてください。
また無料で使用感を確かめることができる、体験版もあるので実際に起動するかインストールしてみると良いかと思います。
VOICEPEAKの評判やデメリットは?
作業中に感じたデメリットはそれほど多くありませんが、あまり負荷をかけすぎるとソフトが落ちる場合があります。
自動保存機能はついていないので、途中で保存をしていないと作業した内容がパーになってしまうことがありました。その点は注意してこまめに保存を行いましょう。
また、専門用語が多く出てくる場合はイントネーションがおかしくなってしまうので、ユーザー辞書機能などを活用すると良いかと思います。
SNSでの評判もいい感じで、滑らかなナレーションが特に評判がいいみたいです。
基本的な利用に関しては、全く問題なく便利なツールだと感じています。
ボイスピークでパワーポイントを作れるバージョンも
ちなみに、パワポ資料も作れるソフトもあります。
「Voice Presenter Pro」は、Microsoft® PowerPoint®のプレゼンテーションファイル(.ppt/.pptx)から、自動的にナレーション原稿を作成し、それを自由に編集できる便利なソフトウェアです。

このソフトを使えばプレゼンにナレーションをつけたりBGMをつけたりとリッチなプレゼン資料が作れます。
ちなみにこのソフトはWindows環境のみで使えます。
無料でナレーションを作りたいならVOICEVOXが定番
人気のある「ずんだもん」などのキャラクターナレーションを作成するなら、無料の音声合成ソフトであるVOICEVOXが非常に高性能でおすすめです。
VOICEVOXは、手軽に高品質なナレーションを作成できるだけでなく、ユーザーインターフェースがシンプルで使いやすく、初心者でもすぐに使いこなせるのが魅力です。
さらに、さまざまなキャラクターボイスに対応しており、特に「ずんだもん」などの人気キャラを使ったナレーションを簡単に生成することができます。
無料で利用可能なため、動画制作においても非常に使い勝手が良いです。

私も実際に使ってみましたが、自然なイントネーションや音質の良さに驚きました。
割と長文でも途切れることなく滑らかなナレーションを作れる点が非常に便利です。動画制作やPRコンテンツにナレーションを追加したい時は試してみると良いですね。
詳しくは以下の記事で解説しています。
クオリティを重視するならプロのナレーターに依頼する

ここまでAIナレーションツールを紹介してきましたが、クオリティの面ではプロのナレーターの方にお願いするのが一番です。
予算が限られたシーンではAIツールが便利ですが、もしプロのナレーターの方にお願いしたい場合はココナラがおすすめです。
最近ではテレビ番組やラジオで活躍するプロのナレーターさんや声優さんも登録していて、手軽にリーズナブルに発注をすることができます。
ココナラについては以下の記事でも解説しています。
またPremiere Proで動画編集をしている方はテロップテンプレートもおすすめです。
いつもの動画がテロップテンプレートでお手軽にクオリティアップできます。特にYouTubeで動画を作っている方や動画編集者の方におすすめです。

無料版のテンプレートもあるのでぜひチェックしてみてください。
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