【ChatGPTで自動動画編集】「Fliki」の使い方は? | ここ知り動画

【ChatGPTで自動動画編集】「Fliki」の使い方は?

編集素材
悩んでいる里原
悩んでいる里原

あ〜、AIで自動動画編集ができたらいいのにな〜

ディレクターのサトハラ
ディレクターのサトハラ

そういえば「Fliki(フリキ)」というサービスを利用すると

AIで自動動画編集ができるみたいですよ!

AIツールが少しずつ浸透して、情報感度の高い方はAIツールを使いこなし始めているのではないでしょうか。

本記事では、その中でも「Fliki(フリキ)」というAI動画編集ツールについて紹介します。
動画編集をもっとラクにするChatGPTと連携した台本作成から編集までの自動化についても紹介します。

すぐにAIを使った動画編集をしてみたい方は以下よりお進みください。

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Flikiを使ってテキストからナレーション付きの動画を自動生成

悩んでいる里原
悩んでいる里原

さっそく自動で動画を作ってみたよ!

ほとんど調整なしでも動画っぽくなった!すご!

Flikiを使うとインサートの追加、字幕の追加、さらにはナレーション、BGMの追加などほとんど手をかけることなく自動で編集ができてしまいます。

作り方は、ナレーションの原稿を入力して、ストック素材の中からインサートを選択するだけ。

これだけで字幕が自動生成されます。

動画にも自然に感じるような場面切り替えがついていました。

Premiere Proなどの動画編集ソフトを使っている方はあまりの簡単さに感動すると思います。

以下はお試しで制作してみた動画です。

ちなみに、ChatGPTに「Jazzの偉人10人を教えてください」と聞いて、帰ってきた答えをFlikiに貼り付けて作成していますのでかなり簡単に作ることができました。

この方法も後で解説します。

Flikiの使い方は?

悩んでいる里原
悩んでいる里原

まずはアカウントを作るね!

Fliki(フリキ)は、オンラインで利用できる動画編集ツールです。利用するにはまず、Flikiの公式サイトにアクセスし、アカウントを作成します。

次に、編集画面が表示されたらテキストを入力すると自動的にナレーション、字幕、ナレーションに合ったインサート映像が追加された動画が完成します。

その他にも、動画の長さを調整したり、BGMを追加したりできます。テキストを自動で音声に変換する機能が備わっているので、ナレーションを変更したい場合は入力したテキストを変更すればナレーションも連動して変更されます。

今までPremiere Proなどの編集ソフトで手作業でやっていたことが自動化されると時代は進んだな〜と感じます。ちょっと恐ろしい気もしますが。

悩んでいる里原
悩んでいる里原

自動で動画が作れるのすごい!

ナレーションも入るんだ…

Flikiでできることは?
  • テキストから自動で動画を作れる
  • ストック素材の中からインサートを選択できる
  • 自動でナレーションを追加できる(声の変更可能)
  • 字幕(テロップ)を自動で追加できる
  • BGMも追加できる

Flikiの利用料金は?

悩んでいる里原
悩んでいる里原

仕事で使うなら有料じゃないときつい。

無料で使えたらすごいのですが、まともに使おうと思ったら有料サブスクリプションを契約する必要があります。(無料プランだと、1ヶ月に5分の動画を一本作れるくらい)

月額21ドルの年払いプランを契約すると、1ヶ月180分の動画を作ることができます。

さらには、インサート素材ももっと豊富になるのでかなり実務的に使えるのではと思います。

料金を年間で計算すると252ドル、日本円にしておよそ33,000円で2,160分の動画を作れます。

15分のYouTube向けの動画なら144本分、TikTokなどに向けた1分以内のショート動画なら単純計算で2,160本以上作れることになります。

動画を大量に制作して、YouTubeやSNSに投稿したいと考えている方は、外注費用と比較して考えるとかなり安く感じるかもしれません

悩んでいる里原
悩んでいる里原

AIに動画を作ってもらえるなら

スキマ時間にできる副業にも使えそう!

ChatGPTと合わせて使うと最強のツールに

悩んでいる里原
悩んでいる里原

ChatGPTで原稿を作ってFlikiで動画を量産できそう。

FlikiとChatGPTを連携して使うと、TikTokやYouTube short、Instagramリール向けの動画を簡単に量産することができます。

ChatGPTは、OpenAIが開発した自然言語処理AIで、人工知能の最新の進歩を活用して、文章や会話を理解し、返信することができます。

といってもわかりづらいですよね、ChatGPTを使用すると、「ラクに痩せるダイエットの方法を3つ教えて!」といったオーダーにかなりの精度で答えてくれて、そのまま動画の原稿にできたりします。

その原稿をもとに、Flikiのような自動動画編集サイトで動画を作ると効率的に動画を作ることができます。出力された台本をFlikiにコピペして行間とインサートを調整すれば動画が完成します。

ChatGPTへの指示(プロンプト)の例

あなたはプロの脚本家です。
Youtubeで動画を作るための脚本を作ってください。

テーマは「簡単なダイエット方法について」

※細かい条件を指定するとより希望の脚本に近づいていきます。トライ&エラーの姿勢で色々試してみることをお勧めします。

ディレクターのサトハラ
ディレクターのサトハラ

手軽に台本のたたき台を作れるので、

制作効率が段違いにアップしますね!

インサート映像はストック素材の中から変更可能

Flikiは原稿に合わせて、自動でインサート映像が挿入されます。
このインサートはサイトと連携しているストック素材の中から選んで変更することが可能です。

どうやら、原稿のキーワードを拾っていい感じの素材を挿入してくれているみたいです。原稿と完璧に合った素材というわけにも行かないので、好きな素材に変更しつつ調整していくといいですね。

後は手持ちの動画素材や写真をアップロードすることもできるので自由にカスタマイズすることができますね。

ディレクターのサトハラ
ディレクターのサトハラ

原稿のキーワードを拾ってインサートが追加されるようです。

有料プランに登録するともっと多くの素材を選べます。

ナレーターの声は変更できる

デフォルトでは女性のナレーターに設定されていますが、「Change voice」から変更することができます。

男性のナレーターから子供まで幅広い声質に設定することができます。
実際に音声を再生するとかなりのクオリティで「普通に心地よく聴けるな」と感じてしまいます。

ナレーションは男性女性、子どものような声まで用意されています。

ビデオ設定から動画のサイズ、字幕のフォントや色を変更できる

編集画面右上の「Video setting」から細かい設定を変更することができます。

例えば「動画のサイズ」を変更したい場合は「Size」の項目から変更可能です。

  • スクエア(四角形)
  • ポートレート(インスタグラムやTikTokやYouTubeショート向け)
  • ランドスケープ(YouTube、Twitter向けの横長のサイズ)

上記から動画のサイズを選択することができます。

同様に「Video setting」から字幕の色やフォントの変更が可能です。

完成した動画を書き出すには「Export」を選択する

編集が完了したら「Export」をクリックして書き出します。

しばらくすると動画が書き出されるので、「Download」をクリックしてPCに取り込むことができます。

Flikiの使い方のコツ

Flikiを使う際には、いくつかのポイントに注意する必要があります。まず、FlikiはAIを利用しているため、正確性には限界があります

そのため、編集が完了したら、必ずプレビューを確認して、不具合がないか確認するようにしましょう。

また、Flikiには多数のテンプレートが用意されています。これらのテンプレートを使用することで、手軽に美しい動画を作成することができます。しかし、テンプレートを使用する場合は、他の人と同じような動画になりがちです。

そのため、自分だけのオリジナルな動画を作成するために、最終的には手動で編集することも大切です。

英語表記で使いにくい場合は言語設定を変更する

ツールの言語は編集画面右上の「More」⇨「Translate」から日本語に変換することができます。

日本語にするには「Japanese」を選択しましょう。

ブログ記事やツイートを元に動画が作れる?

「Convert」から「Blog to video」を選択するとブログ記事から動画を作ることができます。他にもTwitterのツイートからも動画が作れるみたいですね。

この機能は実際に使ってみましたが、言葉がおかしな点があったり、まだまだ実践的ではないように感じました。ブログやツイートを元に動画の下書きが作れるという認識でいいかもしれません。

今後は自分の声を収録して「オリジナルAIボイス」が作れるように?

フリキにはボイスクローニング(voice cloning)という機能が備わっています。これは自分の肉声を2分間登録すれば、その肉声をもとに合成音声を作成してくれる機能です。

まさに自分の分身を作ることができますね。現在は米国英語のみに対応していますが、今後日本語などの音声が利用できるようになるかもしれませんね。

日本向け素材を使いたい方は素材サイトと併用する

flikiでは編集する際に、動画に挿入する動画素材を選ぶことができますが日本向けの素材は少ない印象です。こういった場合は手持ちの素材を入れ込むのが一番いいですが、モーションエレメンツなどの素材サイトを使えば日本向けの動画素材もダウンロードできます。

企業のPR動画を作ってきた筆者の個人的な感想としては、クオリティを重視するならAdobe Premiere Proなどの動画編集専門のツールを使って編集する方がいいと思います。

さらにPremiere Proなどのテンプレートもダウンロードできるので、flikiのような自動編集ツールと組み合わせて使うといいかもしれません。

「動画編集テンプレート」を使えばPremiere Pro初心者でも早い段階でプロ並みの動画を作ることができます。

動画編集テンプレートはモーションエレメンツモーションアレイなどのサイトでダウンロードすることができます。

以下の記事では動画編集テンプレートを無料ダウンロードする方法を解説しています。
動画のクオリティを上げたい方は試してみてください。

また、Premiere Proを使って動画編集をしている方でテレビ番組のような動画を作りたい方は当サイトで制作しているテンプレートもおすすめです。

下のようなテレビ番組風のテロップを手軽に作ることができます。

サンプル版も用意しているので合わせてチェックしてみてください。

まとめ:Flikiを使ってみた感想

以上、AI動画編集ツール「Fliki」の使い方について解説してきました。

日本語に対応していることで、音声もかなり人間味があって実践的だなと感じました。やっぱりテキストから自動でインサートとテロップの追加、ナレーションまで追加された動画が作れるのは革新的だなと思いました。

通常であれば、ナレーションはナレーターさんに外注して収録してもらう必要があるので、ここだけでも予算面でも作業労力の面でもかなり効率化されるのではないでしょうか。

もしAI自動編集までは求めてないけど、動画にナレーションを入れたい方はVOICEVOXというツールがおすすめです。このツールでも機械音声とは思えないナレーションが追加できるので個人的に愛用しています。しかも無料で使うことができます。詳しい内容は以下の記事で紹介しています。

Flikiを実際に使ってみましたが、手軽に動画編集ができる反面、まだまだAIの正確性には限界があることに注意しましょう。むしろ正確性をチェックするのが人間に残された仕事かもしれません。

テンプレートを使用する場合は、他の人と差別化するためにも、手動で編集することが大切です。Flikiを使いこなし、オリジナルな動画を作成してみてはいかがでしょうか。

今後もっとAIが発達して、いつかは動画編集がほとんど自動化してしまうかもしれませんね。

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