
プレミアプロで「ぼかし」と「モザイク」を入れたい!!

それでは、PremierePro使用歴5年目の私が
動画の一部にぼかし、モザイクを入れて
トラッキングする方法をご紹介します。
「テロップ作るの大変…」
そこで、簡単にテロップ演出ができるテキストテンプレートを作りました!
さらにテロップにアニメーションをつけられるプリセットも付属しているので、
組み合わせ次第で約20,000とおりのテロップ演出ができます。
150点収録の無料版配布中です。
この記事ではAdobePremiereProを使って動画にぼかし、モザイクを入れて対象にトラッキングするまでのやり方をご紹介します。
企業紹介動画、街歩き動画、バラエティ動画、ブイログ、旅動画、結婚式の動画、様々なシーンで一部にぼかしが必要なシーンがあります。いつか必要な技術なので覚えておきましょう。
①ぼかしを加えるクリップにエフェクト「ブラー(ガウス)」を適用する


まずはぼかしを加える対象を決めてください。
今回は中央の赤い服の女性の顔をぼかします。

ぼかしを加えるクリップに対して、ブラー(ガウス)を適用します。
以下は全体にブラーを適用した状態です。ここからブラーにマスクをかけて一部だけブラーがかかっている状態にしていきましょう。

②ブラーにマスクを適用して一部だけぼかしをかける

ブラーにマスクを適用すると上記のように一部だけブラーがかかった状態になります。


ブラーにマスクをかけるには赤枠の「図形&ペンツール」を使って行います。
マスクの形は「楕円形」「長方形」「ペンマスク」の3つの中から選択できます。

マスクを適用したら「マスクの拡張」を使ってサイズ調整を行います。
ちなみにこれは後からでも可能なので一旦は顔にマスクが被るようにしましょう。
③マスクを顔にトラッキングさせる

マスクをぼかし対象の顔の位置に合わせたら、自動で対象にトラッキングさせます。
やり方は画像赤枠の「▶️」をクリックするだけです。
この際、タイムラインの再生バーは00:00にセットしておきます。

自動でトラッキングできるんやね!
「ブラー」の代わりにエフェクト「モザイク」を使用してトラッキングすればモザイク表現も可能です。
このマスクとトラッキングの編集は色々と応用が効くので覚えておきたいですね。

一部「モザイク」や「ぼかし」が必要な場面は?
筆者は企業PR動画を制作することが多かったのですが、よく一部ぼかしが必要な場面が出てきました。運送系のクライアントの動画で「荷物のラベルをぼかして欲しい」という依頼や事務所の机の資料を隠して欲しいという依頼もありました。
そのほかに、動画の撮影時期を見せないために壁に貼ってあるカレンダーをぼかすといったオーダーもありました。ロケなど一般の方が映り込むシチュエーションでは、多くのぼかし処理が必要になったりします。必要に応じてぼかしのマスクを大きくするなどして対応していました。
動画にノイズが出る場合は?
動画の修正に関連して、暗所を撮影した素材などにノイズが出ることがあります。そのようなざらざらとしたノイズが出てしまった動画を修正したい場合はミディアンエフェクトが便利です。

画面上のノイズを修正する方法は以下の記事で解説しています。
手軽に動画編集スキルを上げたいならテンプレを活用すべし
動画編集スキルを手っ取り早く上げるには、スクールに通うなど色々方法がありますが基本的には地道に努力することが大事です。
ただ個人的にはテンプレートをどんどん使って動画編編集のクオリティを上げるのも手だと思っています。
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