
動画の文字を動かしたい!どうすればいいの?

それでは、5年間制作の現場で編集してきた筆者が
動画の文字を動かす方法をご紹介します。
この記事ではAdobe Premiere Proで動画編集をしている方へ向けて、動画の文字を移動させる方法について紹介していきます。
「テロップを動かすの大変…」
そこで、簡単にテロップ演出ができるテキストテンプレートを作りました!
さらにテロップにアニメーションをつけられるプリセットも付属しているので、
組み合わせ次第で約20,000とおりのテロップ演出ができます。
Premiere Proで文字を動かすには?

文字や画像を動かす基本はキーフレームです。
プレミアプロで文字やテロップを動かす基本的な方法は「キーフレーム」を使います。
以下はテキストツールを使って文字を打った状態です。(文字はテキストスタイルで装飾しています)
文字を打ったらテキストレイヤー(画像のタイムラインにあるピンクのレイヤー)が選択されていることを確認してください。

基本のキーフレーム操作
キーフレームを入れる作業はプレミアプロの画面上にある「エフェクトコントロールパネル」から行います。

文字を動かすためにはエフェクトコントロールの中の「ベクトルモーション」の項目にある「位置」の数値を操作します。

位置の値を操作すると文字が移動します。
左の数値が「X軸:横移動」、右の数値が「Y軸:縦方向」の用途に分かれています。

文字以外に画像などのオブジェクトもこの方法で動かすことができます。

キーフレームを打って文字の動きを記憶させる
それでは、キーフレームを打って動きの編集をしていきます。
まず、テキストレイヤーがタイムラインの00:00秒の開始位置にあり、
テキストレイヤーが選択されていることを確認したらカーソルを00:00:01:00の位置に持ってきてください。

その状態で、「エフェクトコントロールパネル」の「ベクトルモーション」→「位置」にあるストップウォッチのアイコンをクリックしましょう。
テキストレイヤーが選択されているか注意してください。
すると、00:00:01:00の位置にキーフレームが打たれます。

その後、カーソルを00:00秒に戻して、位置のX軸の値を文字が画面の外まで出るように変更しましょう。今回だと-260くらいになりました・
その後、以下の赤枠の丸いマークをクリックします。すると00:00秒の位置にキーフレームが打たれました。

その後、前後のキーフレームそれぞれを右クリックして、以下のように設定します。
前方のキーフレーム:右クリック→時間補間法→イーズアウト
後方のキーフレーム:右クリック→時間補間法→イーズイン
すると動きに強弱がついてなめらかな動きのアニメーションを設定できます。
実際に動かすとこんな感じになります。
プリセットを使えばワンタッチでテロップを左から右に動かせる
プリセットと呼ばれる、「キーフレームの動きをテンプレ化したもの」を使うとキーフレーム操作を省いてワンタッチでアニメーションをつけることができます。
例えばテロップを勢いよく右から左に動かしたり、その逆はもちろん、グリッチエフェクトなどの演出も簡単につけることができます。

さらにテキストスタイルと組み合わせればテレビ番組のような動画も効率よく編集することができます。
すでに副業などで依頼を受けて動画編集をしている方には特におすすめです。
テロップ演出にかかる時間をもっと短く効率化できると思います。

以下より無料のテキストスタイルとプリセットを配布しているのでぜひ使ってみてください。

無料のテンプレートをダウンロードして行ってね