SNSの新星「Threads(スレッズ)」が話題となっており、これから何を発信していこうか迷っている方も多いのではないでしょうか。
当サイトでは動画編集をもっとラクにする情報を発信していますが、今後動画編集スキルが別の形で役に立つかもしれませんね。
この記事では、Threadsの特徴と使い方を解説しながらThreadsを活用してどのように収益化するか考えてみます。
この記事はThreadsがリリースされた2023年7月6日に更新しており今後情報が古くなる可能性があります。
スレッズについてまだ知らない方は、メタ社公式のページより概要をご覧ください。
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さらにテロップをキラキラにできるパーティクル素材やテロップベース、フレームも用意しました。
一部ユーザーでTHREADS BONUSをテスト中
2024年の4月ごろから一部の招待されたユーザー限定でテストされていたTHREADS BONUSですが、Xのようにインプレッションによって収益がもらえる仕組みのようです。
Threadsに動画は投稿できる?
Threadsは、メタ社の手によって生まれた斬新なSNSで、ユーザーは簡潔なメッセージを通じてコミュニケーションを楽しむことができます。
さらにテキストだけでなく、動画コンテンツの投稿も可能で、これが動画マーケティングの新しいフィールドとして注目されています。
動画を投稿するには新規スレッドの画面の📎クリップマークをタップすればカメラロールから動画を投稿できます。もちろん写真も可能。

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【スレッズの基本機能】Twitterとどう違うの?
Twitterとの大きな違いは、まだまだスレッズが新しいプラットフォームなので一部の基本機能が欠けていることです。
基本機能の表からわかるように、スレッズはTwitterに比べて文字数制限が多く、500文字まで投稿できます。スレッズではハッシュタグの使用やダイレクトメッセージの送信ができないという制約があります。
個人的に面白いと思った特徴は、スレッズにはフォロー数の表示がないこと。
このおかげで気になった人をどんどんフォローしても、フォロー数とのバランスが気にならないのでブランディングにも影響しそうですね。
機能 | スレッズ | |
---|---|---|
文字数 | 140文字 (Twitter Blueで10,000文字) | 500文字 |
いいね | ⚪︎ | ⚪︎ |
リプライ | ⚪︎ | ⚪︎ |
リツイート | ⚪︎ | ⚪︎ (スレッズでは再投稿) |
引用リツイート | ⚪︎ | ⚪︎ |
ハッシュタグ | ⚪︎ | × |
ダイレクトメッセージ | ⚪︎ | × |
フォロー数表示 | ⚪︎ | × |
フォロワー数表示 | ⚪︎ | ⚪︎ |
ミュート | ⚪︎ | ⚪︎ |
ブロック | ⚪︎ | ⚪︎ |
制限機能 | ⚪︎ | ⚪︎ |
投稿下書き機能 | ⚪︎ | × |
その他の補助機能の比較
スレッズは動画の投稿時間が最大5分と、Twitterの2分20秒よりも長く、また写真は10枚まで投稿できます。
これは、コンテンツクリエイターにとっては魅力的じゃないでしょうか。
さらに、スレッズはInstagramと連携してストーリーへのシェアが可能であり、Twitterにはない機能です。
機能 | スレッズ | |
---|---|---|
動画の投稿 | ⚪︎ (ファイルサイズ最大512MB, 2分20秒) | ⚪︎ (最大5分) |
写真の投稿 | ⚪︎ (4枚まで) | ⚪︎ (10枚まで) |
URL貼り付け | ⚪︎ | ⚪︎ |
プロフィールへのリンク | ⚪︎ | ⚪︎ |
Webサイトへの埋め込み | ⚪︎ | △ (テキストのみはエラー) |
サブアカウント作成 | ⚪︎ | ⚪︎ |
Instagramとの連携 | × | ⚪︎ (ストーリーへのシェア可能) |
スレッズは特に動画や写真がメインのクリエイターや、Instagramとの連携を活用したいユーザーにとって魅力的な選択肢となるかもしれません。
一方で、ハッシュタグやダイレクトメッセージなどの基本機能を重視するユーザーは、Twitterの方が合ってるかも。
どちらにしても今後のアップデートでどんどん機能が変わってくると思いますので、ウォッチしていきたいですね。
YouTubeリンクを貼り付けると自動でYouTubeアプリが起動して動画が再生される
投稿にYouTubeリンクを貼り付けた場合にリンクをタップすると、自動でYouTubeアプリが起動します。

YouTubeとの連携はスムーズなようですが、欲を言えばスレッズアプリ内で動画が再生できればいいですね。
サイトへのリンクの埋め込みはできる?
Webページとの連携についてはまだまだ整備中な印象です。
スマホアプリからリンクを取得して開き、メニューから「埋め込みコードを取得」を選択するとスレッドをwebサイトに貼り付けるための埋め込みコードが取得できました。

実際に試してみたところ、テキストのみのスレッドはうまく埋め込みができず、画像が含まれたスレッドについては埋め込みができました。
Post by @zuckView on Threads
スレッズでできないことは?
・DMを送ることができない
・#ハッシュタグの機能がない
・自分がいいねした投稿が見れない
・インサイトは見れない
Threadsは新しいSNSとして注目されていますが、現状使えない機能があります。
以下、点について詳しく説明します。
1. DMを送ることができない
Threadsでは、現時点ではダイレクトメッセージ(DM)の機能がありません。もしDMを送りたい場合はインスタを経由して行う必要がありそうです。
DMは友達やフォロワーと直接やりとりする基本的な手段なのでこの機能がないのは一部のユーザーにとって不便かもしれません。
2. 「#」ハッシュタグの機能がない
多くのSNSでは、#ハッシュタグを使用して関連するコンテンツを検索したり、トピックに基づいて投稿を分類したりします。しかし、Threadsでは#ハッシュタグの機能が提供されていないため、ユーザーはトピック別にコンテンツを探すのが難しいかもしれません。
同様にキーワード検索もできないのも特徴です。一説ではキーワード検索ができないことで、炎上しにくく殺伐としたSNSになりにくくしているようです。
3. 自分がいいねした投稿が見れない
Threadsでは、自分が「いいね」を押した投稿を後から一覧で見ることができないようです。後からいいねした投稿を探せないのでちょっと不便かも。
4. インサイトが見れない
また、Threadsでは、投稿のインサイトを確認できません。コンテンツクリエイターやマーケターにとっては不便ですね。
5.フォロー数が表示されない
スレッズではTwitterと違ってフォローした数が表示されません。フォロー数が表示されないので遠慮なくフォローできそう…ですがタイムラインにフォローした人だけが表示される訳ではないので微妙ですね。
どうやって収益化する?商用利用は可能?
スレッズの商用利用についてこんなニュースが公開されていました。
あれ?企業はアカウントを作れないの?と思ってしまいますが、誤訳のようです。これまでTwitterで運用されてきた一般的な企業アカウントの形であれば問題ないとのことです。
直接商品を販売するのはもしかするとグレーなのかもしれません。
仮にビジネス利用が可能であればTwitterでの考え方も参考になりそうです。
収益化のためにできることは?
Threadsのマネタイズの第一歩として、良質なフォロワーを集めることが必要です。
例えば美容系の商品を販売するなら、商品に合わせたターゲット層に刺さるようなコンテンツを投稿していくなど、これまでされてきた基本的なSNSマーケティングの知識が役立ちそうです。
正直なところスレッズがどうなっていくかは読めませんが、フォロワーを多く獲得しておけば、今後様々な使い方ができると思います。
最初は投稿数を意識する
まずはアカウントをアクティブな状態に保つことが大事。できれば毎日、定期的に投稿することでユーザーから認知してもらえるようにしましょう。
すでにスレッズが公開されてからどハマりしている方は、どんどん投稿を増やしてフォロワーを増やしています。
反応をもらいやすいコンテンツを意識する
どのSNSでもそうですが、投稿のインプレッションを集めて、いいね、リプライ、リツイート(再投稿)、引用リツイートをもらいやすい投稿をするとよりフォロワーを増やしやすいです。
スレッズには海外ユーザーも多くいますが、「おすすめの映画を教えて」のように他のユーザーに呼びかける形の投稿をよく見かけました。このような答えやすい質問は、リプライを集めやすく、タイムラインへの露出が増えると感じます。
他にも露出が増えやすくなる反応として、外部へのリンクシェア、動画コンテンツの視聴維持時間なども影響する可能性があります。
画像付きの投稿がおすすめ
スレッズはInstagramと連携しているので、インスタのフォロワーが多い人は必然的にフォロワーを多く獲得できます。今のところ一番インスタ経由が伸びそうです。
インスタの良さを活かして、投稿に画像や動画を使うとユーザーの目に留まりやすく実際にテキストだけの投稿と比べて反応が良かったです。
タイムライン上にうまく表示させることができれば、スレッズ内でもフォロワーを獲得できます。
現在では知り合いの知り合いまでの投稿がタイムラインに表示されるようなので、知り合いを通じで新規フォロワーを獲得していく形になりそうです。
基本的には従来のTwitterのようなSNSと似たような戦略になりそうですね。
ただし、まだリリースされて間もないので、今後どんな反応が露出への影響があるか不明なところがあります。
本記事も今後アップデートしていきたいと思います。
今後動画コンテンツの制作を考えている方向けに、簡単にテレビ番組風の動画が作れるテンプレートも配布しているのでぜひチェックしてみてください。
今後スレッズは伸びる?
ここからは完全に個人的な意見ですが、スレッズはInstagramと連携していることによって年齢層が高い印象です。タイムラインを見てみても10代の若者は見当たらない印象でした。
「え、インスタグラムって若者のSNSじゃないの?」という気もしますが、インフルエンサーマーケティングの大手GROVE社の記事によるとInstagramのユーザーは40代もかなり多いそうです。
流行を作るのは10代ですから、親世代が多いSNSに若者が集まるかは微妙な気もします。色々考えさせられるSNSですが、今後のスレッズの動向に注目したいと思います。