【無料】動画編集未経験者のポートフォリオの作り方は?練習素材とテンプレートも紹介 | ここ知り動画

【無料】動画編集未経験者のポートフォリオの作り方は?練習素材とテンプレートも紹介

動画で稼ぐ
悩んでいる里原
悩んでいる里原

未経験の動画編集ポートフォリオの作り方ってどうするの?

ディレクターのサトハラ
ディレクターのサトハラ

それでは、企業のPR動画を5年間作ってきた筆者が
未経験の状態でのポートフォリオの作り方をご紹介します。

YouTube編集や企業のPR動画編集の仕事を受けるために、まずはポートフォリオを用意することが重要です。

この記事ではAdobe Premiere Proを使って動画編集の副業をしたい方へ向けて、筆者が初心者のうちに知っておきたかった内容をまとめていきます。

編集単価をワンランク上げる究極のテンプレートはこちら

「もっと編集単価を上げたい」「見せられるポートフォリオを作りたい」

そこで、簡単にテレビ番組風の演出ができるテキストテンプレートを作りました!
テロップにアニメーションをつけられる140点以上のアニメーションプリセットも付属。
さらにテロップをキラキラにできるパーティクル素材やテロップベース、フレームも用意しました。

どんな動画が作れるか、まずは以下をチェックしてみてください!

動画編集の参考練習素材としてテンプレートを活用するのもおすすめ

Premiere Proには「テキストスタイル」と「アニメーションプリセット」という便利なテンプレート機能があります。

これを使うと、テロップデザインがワンタッチでできたり、キラッと光る文字の演出などがワンタッチでできます。

当サイトでは手軽にテレビ番組風の動画が作れるテロップテンプレートを用意しました。

編集初心者の際にも、すでに完成したエフェクトやテロップのデザインを参考にするのはおすすめです。

テキストスタイルテンプレートを使えば下のような動画のテロップが簡単に作れます。

テキストスタイルの使い方は簡単、素材をドラッグ&ドロップするだけで使えます。

テレビ風番組のテロップテンプレートを無料でダウンロードできるので参考にしてみてください。

テンプレートはポートフォリオ以外に練習にも仕事にも使える

テンプレートは一度購入やダウンロードしてしまえば、他の動画を作る際にも使えます。

例えばポートフォリオ用にダウンロードしたテンプレートも仕事で依頼を受けた際にも使えるので便利です。

テロップベースやフレーム素材も200点以上付属しています。

単価の高めなビジネス系動画の編集にも。

ホラー系動画をはじめ様々なジャンルの編集に対応しています。

未経験の状態での動画編集ポートフォリオの作り方の例は?

悩んでいる里原
悩んでいる里原

動画編集は未経験だから、過去に作った動画なんてないよー!

ポートフォリオはいわばクリエイターの履歴書。

動画編集を依頼するお客さんは、この履歴書を見て、発注するかどうかの判断材料にします。

ディレクターのサトハラ
ディレクターのサトハラ

「誰に編集をお願いしようかな?」と

発注者の立場になってみればイメージしやすいですよ!

ポートフォリオを作るなら、まずは案件探しから。需要がないジャンルのポートフォリオを作っても無駄になってしまいます。

自分が作りたいものを作ればいいってものでもありません。

動画編集のサンプルの作り方を紹介してみます。

人気の動画編集ジャンルの一例

・ビジネス系、企業の広報動画(広告動画や企業のYouTubeチャンネルなど)

・教育系の動画(大学の講義、セミナーなど)

・医療系の動画(クリニックの紹介動画や待合室で流す動画など)

・エンタメ系動画の編集(特定のYouTubeチャンネルの編集代行、ゆっくり解説、ずんだもん)

・ティックトックなどの縦型ショート動画

ポートフォリオに載せる動画の尺は1分くらいで大丈夫です

悩んでいる里原
悩んでいる里原

1分のポートフォリオ?

ディレクターのサトハラ
ディレクターのサトハラ

発注者は同時に複数のポートフォリオを見て、その中から発注する編集者を選んでいたりします。5分の動画を作っても全部見られることは少ないかもしれません。

ディレクターのサトハラ
ディレクターのサトハラ

なので、1ジャンルの尺は1分程度で充分だと思います。

それを5ジャンル分用意してしまいましょう。

動画編集ポートフォリオのスタイルは色々ありますが、ざっくり3つに分けてみます。

①一本の動画にまとめる総集編スタイル

②スキル紹介動画スタイル

③完成した動画のリンク集のPDF

①一本の動画にまとめる総集編スタイル

斉藤一司の動画編集chさん

過去の作品を一本の動画にしてみやすく編集したもの。ジャンルごとに分けておくととても見やすいですね。

自分でYouTubeチャンネルをやっていたりする人は過去動画をまとめてみるもの手です。

②過去動画がなくて作れない場合にスキル紹介動画スタイル


one sound
さん

テロップ、効果音、色調整、スピード調整、モザイク処理、場面転換、サムネイル作成など、スキルごとに実演したスタイル。

過去の編集実績がない場合でも、明確に実力がわかって、いろんなジャンルで使えるポートフォリオになりそうです。

③完成した動画のリンク集のPDF

筆者が実際に使うパターン。過去に制作したPR動画などのリンクをまとめてPDFにしたものを送ったり、リンクだけまとめてメールで送ることもあります。

これで事足りることもあるので、作品をいくつか持っている人でそんなにポートフォリオを作りこむのに乗り気じゃない人にはおすすめです。

例えば筆者はメールで制作事例を送るには以下のようにして送っています。

【コピペ・書き換えて使ってね】作例を送る際のメール例文

件名:過去の制作物につきまして/氏名

ご担当者様

初めまして、動画編集者の里原と申します。
募集を拝見してご連絡をさせていただきました。
私の専門はビジネス系ジャンルですが、エンタメ系などの編集にも対応可能です。

【制作事例】
以下に、過去に制作した動画をジャンル別に掲載いたします。

・ビジネス系動画の制作事例
[動画リンク1]・・・(必要に応じて動画の備考などを記載)
[動画リンク2]

・エンタメ系動画の制作事例
[動画リンク3]
[動画リンク4]

【一週間の稼働可能な時間】
一週間の稼働可能時間は[〇〇]です。
緊急対応などご相談いただけましたら臨機応変に対応いたします。

【使用可能なソフトウェア】
・Adobe Premiere Pro
・Adobe Photoshop など

【連絡先】
連絡手段につきましてはSlack、ChatWorkなどご希望に合わせて対応いたします。
Mail:〇〇@mail.com

お役に立てましたら幸いです、どうぞよろしくお願いいたします。

里原

需要のあるジャンルをメインに、作りやすいスタイルで作ってみましょう。

未経験練習用のフリー素材動画なら「Mixkit」がおすすめ

Mixkitでは練習用やポートフォリオ制作用のフリー素材動画をダウンロードできます。

クラウドワークスなどで動画編集案件に応募する際にはポートフォリオが必要になります。そんな時にフリーの動画素材をダウンロードできる便利なサイトです。

わずらわしい登録も不要ですぐに動画素材をダウンロードできるので色々なシーンで活躍します。

まだ動画編集の実績がない未経験の状態の時って練習素材をどこから持ってくればいいか悩みますよね。

そんな時の練習用の動画素材ならここでダウンロードするのがおすすめです。

モーションエレメンツと比べると日本人モデルの動画素材は取り扱っていないので、日本向けの素材を探したい方は次のモーションエレメンツの方がおすすめです。

以下の記事では無料編集素材がダウンロードできるサイトをまとめていますので、こちらもチェックしてみてください。

ポートフォリオを作る前に基礎スキルだけは身につけておこう

動画編集未経験の状態でポートフォリオを作るのはちょっと大変ですよね。

ポートフォリオは自分の編集能力を証明するものです。まずは基礎編集能力をつけることが大事です。

一方で走りながら覚えることも大事なので、早い時期にポートフォリオを作ってみることがおすすめです。
まずはPremiere Proの使い方を最低限覚えておきましょう。でも完璧に覚える必要はありません。

「わからないことは調べたらなんとなくわかる」状態まで持っていければOKです。

学習方法はYouTubeを活用しましょう。

YouTubeでコピペ検索して上位表示の動画2〜3本はみておこう

以下のワードをコピペして検索してみよう。
重複した内容は飛ばしながらでもOK!

「Premiere Pro 使い方」

「Premiere Pro 初心者」

「Premiere pro カット」

「Premiere pro テロップ」

「Premiere pro 書き出し」

テンプレートのダウンロードし放題ならモーションエレメンツがおすすめ

ポートフォリオを作るための素材が欲しい方、また、テンプレートを何個も使って、中身を観察してみたいという方はモーションエレメンツがおすすめです。

日本語に完全対応していて、テレビ番組のようなテンプレートから映画のようなものまで、プレミアプロで使えるフリー素材が盛りだくさんです。

さらにテンプレートの使い回しOK。

登録時に【 YEAREND20 】と入力すると20%割引になるモーションエレメンツの20%割引クーポンが配信中です。

終了は未定なので今のうちにチェックしてみてください。

※追記:割引セールは終了していましたが無料素材もダウンロードできるので要チェック

以下はモーションエレメンツの素材で作ってみた動画です。

こんな動画が作れます

以下の記事ではモーションエレメンツの詳しい使い方を紹介しています。

ポートフォリオを作るのはイヤ!初心者でもラクして仕事を取りたい!

悩んでいる里原
悩んでいる里原

過去作品なんてないよ!

ポートフォリオ作るのイヤ!

過去作品がなくて困っている、そんな方に筆者が実際に行った方法を紹介します。

未経験のうちは身近な人から仕事をもらうのもあり

ポートフォリオや過去作品がない場合は、身近な人から依頼を受けるのも一つの方法です。

友達や親族、職場の方であればすでに信頼があるのでポートフォリオは必要なく、「動画編集できるよ」と言っておけば依頼をもらえたりします。

例えば筆者の場合、職場の同僚の結婚式のオープニングムービーを編集したことがあります。
初心者のうちはごはん代ほどの金額でもいいので、身近な人の依頼を受けてみてもいいと思います。

しっかり作って、その動画を最初の作例として持っておきましょう。もちろん、余裕があればちゃんとポートフォリオを作りましょう。

技術は嘘をつけない!諦めて練習あるのみ

仮に偶然仕事が取れたとしても、編集を上手くこなせないと次から仕事をもらえなくなります。

技術で嘘をつくことはできないので基礎的な動画編集スキルは必須です。

今はYouTubeだけでも十分にPremiere Proの使い方を学ぶことができます。

無料で誰でも情報が手に入る以上は、やるかやらないかだけです。頑張りましょう!

編集が苦手な場合は上手い人に外注するのもあり

どうしても自分で編集ができない方である程度の予算がある方は、そもそも受注することをやめて編集スキルが高い人に外注するのも手です。

その場合はクライアントワークだと難しいので、自分でYouTubeチャンネルを作って運営していくのも一つの道かもしれません。

編集者の募集はクラウドワークスやランサーズ、SNSで行うのが定番です。

しかしながら、外注するにしてもしっかりした指示を出すために基礎的な編集スキルは必須だと思います。

実際に発注する立場に立つことで動画編集者として視界が広がるので、今後動画編集を始める上で有意義な経験だと考えています。

【副業】動画編集の仕事はやることが多いのに単価が安くてしんどい

クラウドワークスやランサーズに掲載されている動画編集依頼は単価が安くしんどい思いをすることがあります。

掲載されている動画編集依頼は動画の尺や本数によっても異なりますが、TikTok動画の編集だと一本300円程度のものも。

多くは継続して依頼されるので、具体的には以下のように週に何本といった形が見られます。

【 契約金額(税込) 】
1本 600円
※最初の1本はテストとして300円でお願いします。
※契約金額(税込)からシステム利用料を差し引いた金額が、ワーカー様の受取金額となります。

※チャンネルの成長に応じてボーナス支給もございます!

【 作業ボリューム 】
週5本〜(量を増やすのは大歓迎です)
※最大月70本まで発注が可能です。

上記はショート動画編集の募集サンプルです。ショートは特性上単価が安くなりがち。

かといってクラウドソーシングサイトで募集されているYouTubeの長尺動画も¥5,000ほどだったりします。

筆者も実際にクラウドワークスで仕事を受けてみました。

YouTubeやTikTokの編集は低単価になりがちなので、おすすめは企業に関連した動画の編集です。

ポートフォリオに完コピ動画を入れるのはあり?

完コピ動画が求められる案件は主に「YouTube向け動画の編集」です。理由は複数人で一つのチャンネルの動画を編集していく仕組みにあります。

YouTubeの運営は動画を継続的に投稿することが主な活動なります。例えば人気の「ゆっくり解説」や「ずんだもん」など編集がメインのジャンルだと、台本の作成や編集作業が発生しますが、チャンネルのオーナーは膨大な編集作業を一人でこなすのは無理ですから、そこを編集者に外注します。

クラウドソーシングサイトに載っている依頼は主に、何個もチャンネルを運営しているオーナー(もしくは間にいる代行者)からの発注が多いと思います。

一つのチャンネルを複数人で運営→完コピが求められる

YouTubeチャンネルの動画編集は複数の編集者がチームで担当することも多く、編集者ごとにレベルがバラバラだと、チャンネル的にも品質にバラツキが出てしまいます。

そこでチャンネルオーナーから見ると、「自分のチャンネルのスタイルを完コピしてくれる編集者」が魅力的に見えます。

それでポートフォリオに完コピ動画を入れると、YouTubeの編集依頼を受けやすくなるんですね。

最初はどうしても低単価になりがち、それなら案件を受けながら勉強しよう

筆者がよく友人におすすめしていたのは、「案件をやりながらスキルをつけたらいいじゃん」というもの。

そもそもなんで動画編集の副業が流行っているかというと、一つはYouTubeやTikTokが人気だから。
YouTubeチャンネルやTikTokアカウントをビジネスとして運営していきたい人が、ガンガン動画を投稿しています。

チャンネルオーナーはビジネスでやっているので、いくつもチャンネルを運営していたりします(※)
一人で複数チャンネルを運営するのは無理なので、編集を代行してくれる動画編集者はすごく重宝される存在になっているというわけです。

どのみち最初は低単価になるんだったら、この低単価の期間を利用して、実践的に勉強しながらスキルをつければいいかも。

企業のPR動画をメインに制作してきた筆者の意見

一方、筆者がやってきた企業のPR動画の制作については、完コピ能力はそれほど求められないと思います。

基礎的なインタビュー動画の編集能力や、話を整理する能力など求められることはさまざまですが、ポートフォリオとして一番良いのは実際に制作した作品だと思います。

自己紹介動画が必要と言われることが多いですが、これはPDFで十分というのが私の考えです。文字で伝わるものは書類で伝えて、技術など動画にした方が伝わるものだけ動画にするのがいいかと思います。

あとはZoomで面談して自己紹介をした方が相手から見ても安心感がある気がします。

参考例:完コピ動画はどうやって作る?

完コピするためにはお手本となる動画を穴が開くほど観察しましょう。

1フレームずつ観察して、テロップやエフェクトがどう動いているのか観察してみてください。

エフェクトを知っておくと動画の見え方が変わる

Premiere Proで使えるエフェクトを知っておくと、

「この飛び出す文字、ブラー(方向)をかけて臨場感を出しているのか…」

「プロセスアンプをマスクして動かしたらキラッと光る感じ出るかな?」など動画をみるときの視点がどんどん増えていきます。

この視点が多いほど、完コピ動画も作りやすくなります。

無料で動画編集を勉強できる動画をまとめています。

完コピ動画の作り方は以下の記事でも解説しています。

案件やジャンルに合わせたポートフォリオを持っておくと便利

ポートフォリオに載せる作品には、自分の実力を証明する履歴書のような役割もありますが、「自分はこれが得意です!」「このジャンルをやっていきたい」という意思表示でもあります。

初心者のうちは一種類で問題ありませんが、今後、受ける依頼の金額を上げていくためには、毎年ポートフォリオをアップデートしていくのがおすすめです。

さらにジャンルごとに分けておくと、応募する際や問い合わせが来た際に送りやすくなりますよ。

タイトルとURLをコピーしました